第99回看護師国家試験 午後15

1→微生物の中の真核生物は真菌と原虫にわけられる。
真菌は、人の細胞に定着し発育する。
真菌のうち、有害な菌によって真菌[w]感染症[/w]となることがある。
中でも有名なのは、口や肺、膣などに多く見られるカンジダ、肺炎を引き起こすアスペルギルスなどがある。
治療には抗真菌薬が用いられる

2→微生物のうち、原核生物を細菌という。
細菌は体内で定着し、細胞分裂によって増殖しながら細胞内に侵入するか毒素で細胞を傷害する。
有名なものでは、ブドウ球菌や大腸菌、サルモネラ菌や緑膿菌などがある。コレラも細菌類に属する。
治療には抗生剤が用いられる

3→微生物のうち核がないものをウイルスと分類される。
有名なものに、インフルエンザやロタ、ノロ、ヘルペスなどがあり、治療には抗ウイルス薬が用いられる
感冒の大半はウイルス感染であり、上記の他にアデノウイルスやコロナウイルスなどもある。

4→クラミジアは細菌の一種であり、感冒の起因菌ではない。