インフルエンザ(いんふるえんざ)
インフルエンザウイルスにより引き起こされる急性ウイルス性疾患のこと。不活化ワクチンの接種などで予防する。
傾向と対策
インフルエンザウイルスの①感染経路と②具体的な感染予防策、③症状について、おさらいしておこう!
よくわかる解説
感染経路
インフルエンザは、発症している人の咳やくしゃみ、鼻水が飛び散ることによる飛沫感染と接触感染である。潜伏期間は1〜3日。インフルエンザの典型的な症状は、急激な発熱や悪寒戦慄、筋肉痛や関節痛、咳や鼻水が同時多発的に現れ、38度以上の高熱が3〜5日続くことが多い。
幼児に多く発症する合併症として、インフルエンザ脳症がある。小児において中耳炎や咽頭炎などの気道感染症の三大起炎菌のひとつである。
具体的な感染予防策
毎年流行する時期には、手洗いとマスク、病原性を無くした不活化ワクチンの接種などで予防することが必要である。(生きた細菌や毒性を弱めたウイルスを使用した生ワクチン、細菌やウイルスを殺し毒性を無くしたものを不活化ワクチンという)
具体的な感染予防策
インフルエンザの予防接種は罹患率を下げるが、完全に防げるものではないので、予防として、室温は20℃前後、湿度は50%前後を保つようにするなどウイルスの活動が活発になる低温、低湿な乾燥した環境を避ける様に注意する。
症状
インフルエンザに感染することにより、関節痛が見られることがある。慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患を持っている人は特に、感染により、容易に肺炎に移行する危険性が高いため、積極的な予防接種が推奨される。
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