2→
ビリルビンの
血中濃度が上昇すると、
黄疸となる。
黄疸は皮膚や眼球粘膜が黄染する症状である。
ビリルビンには直接
ビリルビンと間接
ビリルビンがある。
肝内
胆汁うっ滞性
黄疸や閉そく性
黄疸は直接
ビリルビンの増加により生じる。溶血性
黄疸や新生児
黄疸、
肝細胞性
黄疸は間接
ビリルビンの増加により生じる。
血中総
ビリルビン値は0.2~1.2㎎/㎗が正常であり、2.0㎎/㎗を超えると症状が出始める。
3→血中の
クレアチニン濃度が上昇は、腎機能障害を表す。
クレアチニンは本来尿中に排泄されるが、腎機能が低下すると排出しきれず血中に残る。そのため、血中の
クレアチニン濃度は腎機能の指標になる。
4→血中の総
コレステロール値が上昇すると、高
コレステロール血症になる。
以前は
脂質異常症の診断基準のひとつとされていたが現在では撤廃された。