左心室(さしんしつ)

左心室は4つある心臓の部屋の一つであり、左心室から大動脈を経由して全身へと血液を送り出している為、壁が肥大しており最も厚い。

傾向と対策

心臓と肺における①血液循環の流れと、②胎児の循環について、確実におさえておこう!

よくわかる解説

血液循環の流れ

左心室は4つある心臓の部屋の一つである。
肺で酸素化され、左心房を経由して左心室へ送られた血液は、大動脈弁を経て左心室から全身へと送られていく。(心臓から出る血管を動脈菅といい、心臓に入る血管を静脈管と言う。)
右心室左心室の収縮は同時に発生するため、単位時間当たりの収縮の回数は同数になる。


胎児の循環

胎児は肺呼吸をしていないため、出生後とは異なる循環をしている。卵円孔は、胎生期の心房中隔に存在する孔である。胎生期は肺循環がないため、酸素が豊富な臍帯静脈からの血液はほとんど、卵円孔を通って右心房に入り、次に左心室に入って大動脈を流れ、血液が全身に送り出される。
同様に肺に血液を送らないためのしくみである、動脈管(ボタロー管)は、肺動脈大動脈をつなげる。


その他

心室中隔欠損がある場合は、左心室から右心室への短絡(シャント)があるため、左心室から右心室へ血液が流入し、右心室から肺へ送られる血流量が増加する。

β遮断薬交感神経の働きを抑制し、左心室の収縮力を抑制させる作用をもち、心拍出量を減少させ、血圧を低下させる。

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