心室中隔(しんしつちゅうかく)

心室中隔とは、右心室と左心室を隔てる壁のこと。

傾向と対策

胎児の①発育段階、心臓の②構造③働き、欠損の④部位⑤症状など全体像をまとめて理解しておこう。

よくわかる解説

心室中隔は、赤ちゃんがお腹の中にいる間のうち、妊娠4〜8週の頃に形成されるが、これが不十分だと穴が残ってしまう。これが、先天性の心室中隔欠損と呼ばれる疾患である。
心室中隔欠損では、穴の大きさや存在する部位により予後はそれぞれで、1歳までに自然閉鎖するものから手術が必要なものまで様々であり、治療方針も異なる。
また、ダウン症候群18トリソミーなどの染色体異常で頻度が高いことが知られているが、原因は不明と言われている。
最も多い先天性疾患と言われ、男女差はほとんどなく、3割は2歳までに自然閉鎖し、自然閉鎖の9割は10歳までにおこっている。

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