全身麻酔下、筋弛緩薬を用いて患者の苦痛緩和を図ったうえで、脳に電気刺激を与えて治療的影響を得る治療法。
適応疾患
電気けいれん療法は、難治性の統合失調症や重度のうつ状態、躁状態などの全ての年齢層の患者が適応となる。薬物療法の効果がない場合や、食事摂取ができず生命に危険が及んでいる場合、自殺の危険が切迫しており早期の改善が必要な場合などが適応となる。
副作用として、けいれん発作、血圧上昇や頻脈、不整脈などが直後に現れることがあり、覚醒後物忘れや頭痛、筋肉痛などを生じる場合もある。
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