1→
出生前診断を目的とした
羊水検査では、先天性疾患のうち
染色体・遺伝子の異常を診断することが可能である。
先天性疾患のうち
染色体疾患は25%程度であるため、先天性疾患のほとんどとはいえない。
3→
羊水穿刺の合併症リスクとして、300名から500名に一人の割合で
破水、胎児感染、流早産などが報告されているため、検査を行う際には十分な説明と患者の同意を得てから実施する必要がある。
4→
羊水穿刺は妊娠15週以上で実施するが、妊娠22週以降でも検査の実施は可能である。
母体保護法による
人工妊娠中絶を実施できる期間が妊娠22週未満であるため、通常は妊娠19週ころまでに実施される。