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第99回看護師国家試験 午後26
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第99回看護師国家試験 午後26
第99回国家試験 午後26
心拍出量
が増加しているにもかかわらず
心不全
に至るのはどれか。
高血圧
心筋梗塞
拡張型心筋症
甲状腺機能亢進症
解答する
正解!
不正解
答え
4
1→
血圧
は、
心拍出量
と
末梢血管抵抗
から決まる。
高血圧
となると、心負荷が増大し、徐々に
心拍出量
の低下、
心不全
へ移行していく。
2→
心筋梗塞
になると、
心筋
が壊死することでポンプ機能が破綻していき、
心拍出量
の低下に繋がり、
心不全
に陥る。
3→
拡張型心筋症
は
心筋
が薄くなり伸びてしまうことで心室が拡張してしまっている状態。
伸びてしまっているのでポンプ機能も低下しており、
心拍出量
も低下し、
心不全
に陥ってしまう。
4→
甲状腺機能亢進症
になると、酸素消費量が増え、
甲状腺ホルモン
により心臓が刺激されてしまう。このために
頻脈
や
心房細動
が起こりやすくなり、これらを合併することで心負荷となり、
心不全
に陥ってしまう。
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