第106回看護師国家試験 午後13

1→肝嚢胞は、肝臓のなかに液体のたまった袋ができる病気、そのほとんどが無症状のため、人間ドックなどで発見されることが多い。

2→初期の大腸癌は自覚症状がないことが多いが、進行していくと血便、下血、下痢や頑固な便秘になったり、腹部症状の出現がある。

3→卵巣癌は、無症状で経過するため、進行してから発見されることが多い病気の一つ。
症状としては、腹部膨満感、腹痛、食欲不振、頻尿などがみられるが、下血はない。

4→腎盂腎炎は、大腸菌などの細菌が上行感染し炎症をおこしたもので、高熱や背部痛、血尿や頻尿などの症状が出現するが、下血はしない。