1→失
見当識は
電気けいれん療法の対象ではなく、合併症の一つである。
電気けいれん療法の合併症は、他にも
血圧上昇や
不整脈、頭重感、もうろう状態などがあり、重篤な場合死に至ることもある。
2→重度
うつ病は、
電気けいれん療法の適応となる。
薬物療法の効果がない場合や、食事摂取ができず生命に危険が及んでいる場合、
自殺の危険が切迫しており早期の改善が必要な場合などが適応となる。
3→
悪性症候群は、向精神病薬の重篤な副作用で、高熱、異常な発汗、振戦、筋硬直、
意識障害などの症状が出現する。発見が遅れたり適切な治療が行われないと、生命に危険が及ぶため十分な注意が必要である。
電気けいれん療法の適応ではない。
4→
パーキンソン病は、
ドーパミンの減少が原因と考えられており、錐体外路系の徴候を示す疾患である。
電気けいれん療法の適応ではない。