1→
好中球数が減少しており易感染状態ではあるが、清潔を保持することは重要であるため、入浴やシャワー浴は問題なく行うことが可能である。
2→
好中球は
白血球の一種であり、その成分の50〜70%を占めており、体内へと侵入した
細菌や異物を
貪食し感染防御の役割を果たしている。
好中球は1000/mm3未満になると感染のリスクが増し、500/mm3以下では重度と判定され、
日和見感染などの感染症にも罹患するリスクが高くなる。
3→Aさんは
化学療法の後であり、
好中球が低下しているため易感染状態である。
また、
血小板なども減少している可能性が高いため、歯間ブラシを使用することで出血や感染のリスクを高める危険がある。
そのため、
口腔ケアを行う際は、歯磨きと含嗽を基本に行う。