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第107回看護師国家試験 午後74
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疾病の成り立ちと回復の促進
第107回看護師国家試験 午後74
第107回国家試験 午後74
過換気
でみられるのはどれか。
骨格筋の弛緩
血中酸素分圧の低下
体循環系の血管の収縮
代謝性アルカローシス
血中二酸化炭素分圧の上昇
解答する
正解!
不正解
答え
3
1→
過換気
では体内の二酸化炭素を排出してしまうため
呼吸性アルカローシス
の状態になる。
呼吸性アルカローシス
は血中の
カルシウム
と
アルブミン
を結合させ、
低カルシウム血症
を引き起こす。
その結果、
テタニー
症状として顔面や手足のしびれ、筋肉の
痙攣
や収縮、硬直などが生じる。
2→
過換気
においては
動脈血
二酸化炭素分圧(PaCO2)が低下し、血中酸素分圧(
PaO2
)はむしろ上昇する。
3→
過換気
では
呼吸性アルカローシス
を生じるため、脳の血管が収縮して血流が低下する。
そのため、めまいや失神が出現する。
4→
過換気
では異常呼吸により
動脈血
二酸化炭素分圧(PaCO2)が低下するため、
呼吸性アルカローシス
の状態となる。
5→
過換気
ではCO2が排出過剰となるため、
動脈血
二酸化炭素分圧(PaCO2)が低下する。
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