肝障害は、肝機能の低下など、肝臓の機能に障害が出ることを指す。
傾向と対策
肝障害を判断するための指標を覚えておこう!
よくわかる解説
肝障害は、
肝機能の低下など、
肝機能の異常のことをいう。
ALTや
ASTなどの検査データで判断することができる。
ALT(GPT)(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は肝臓や腎臓に多く存在するアミノ基転移酵素である。特に肝細胞に多く含まれる酵素であり、肝障害による細胞の変性、壊死によって血液中に流出し値が上昇する。
基準値は5〜40 IU/L。
AST(GOT)(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)は肝臓のみならず心臓の筋肉、骨格筋などにも存在しているが、肝障害があると上昇する。
基準値は10~33 IU/L。
そのほか
肝障害は、抗甲状腺薬の副作用としても見られる。
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