抗甲状腺薬(こうこうじょうせんやく)

抗甲状腺薬は、甲状腺ホルモンの合成を抑制する薬物で、副作用として顆粒球減少症、肝障害がある。

傾向と対策

抗甲状腺薬の①作用②副作用をしっかり理解し、薬剤服用中の③患者への指導に繋げて覚えよう。

よくわかる解説

抗甲状腺薬は、甲状腺機能亢進症バセドウ病)に対して使用される。
抗甲状腺薬内の副作用の一つに、顆粒球減少症がある。免疫系に関わる顆粒球が減少すると感染を起こしやすくなるので、予防と早期発見が重要である。
頻度不明ではあるが肝障害の副作用もある。

ちなみに、顆粒球とは白血球の中の好中球好酸球好塩基球のことであり、生体防御に関連しています。

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