傾向と対策
γ-グロブリンの①合成過程と②使用時の注意事項を覚えておこう!
よくわかる解説
合成過程
y-グロブリンは、免疫グロブリンであり、血液中のB細胞(Bリンパ球)が分化した形質細胞で合成される。γ‐グロブリンには、血清中の多くの免疫抗体が含まれているため、免疫力を高めたり抗生物質と同時の使用により効果を高める作用がある。
使用時の注意事項
γグロブリン投与適応疾患として、急性肝炎や重症患者、川崎病などの自己免疫疾患においてγ-グロブリン点滴静脈内注射などで使用される。
※副作用であるアナフィラキシー様症状に注意する必要がある。
※γ‐グロブリンの投与後の予防接種では、不活化ワクチンは6か月、生ワクチンは6~8か月の間隔をあける。