経管栄養(けいかんえいよう)

経管栄養とは、消化管に挿入したチューブやカテーテルから栄養剤を注入すること。

傾向と対策

経管栄養の①適応についておさらいしておこう!
また、経管栄養を行う患者への②看護のポイントをまとめておこう!

よくわかる解説

経管栄養では、鼻や胃からチューブやカテーテルを挿入し、胃や十二指腸、空腸に直接栄養剤を注入する。
胃や腸に瘻孔を造設する胃瘻や腸瘻、鼻腔からチューブを挿入する経鼻経管栄養がある。
経鼻的に経管栄養のチューブを挿入した後は、胃液の吸引、胃泡音の聴取、またレントゲンによるカテーテル先端部の確認を行い、確実に胃内にカテーテルが到達していることを確認する。

挿入時の体位は上半身を30~60度起こしたファウラー位(半座位)、または座位が適している。
カテーテルの先端が咽頭部を通過するまでは、頸部を後屈位にする。後屈位にすることで角度が緩やかになり挿入しやすくなる
チューブが後咽頭まで進んだら、頸部を軽く前屈し、患者の嚥下運動に合せて挿入を進める。

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