1→胸腔
ドレーン挿入中は、
ドレーンチューブの閉塞を防ぐために定期的に
ミルキングを実施する必要がある。
必要に応じて
ミルキングローラーや手でチューブをしごいて陰圧かけ、排液の排出を促す。
2→
胸腔ドレナージは持続的に陰圧にすることで、胸腔内に貯留した空気や血液、滲出液などを体外に排出させる目的を持つ。
3→
ドレーンチューブの外側には排液が付着している可能性が高いため、触れる前に手袋を着用して処置を行い、触れた後は手指の衛生を確実に実施することが感染防止に重要である。
4→
ドレーンバッグを挿入部より高い位置に固定すると、排液が逆流して感染を起こす危険があるため、挿入部よりも低い位置に固定する必要がある。