Aちゃん(3歳、女児)は、病室で朝食を食べていた。そこに、医師が訪室して
採血を行いたいと話したところ、Aちゃんは何も答えず下を向いて泣き始めた。その様子を見ていた看護師は、Aちゃんは朝食を中断して
採血されるのは嫌だと思っているようなので、朝食後に
採血して欲しいと医師に話した。この看護師の対応の根拠となる概念はどれか。
1→インフォームドアセントとは、小児を対象とした医療行為を行う際、子どもの理解度に応じてわかりやすく説明し、その内容について患者である小児自身が納得すること、そして医療行為に関する同意を得ることをいう。
2→
インフォームドコンセントとは、医療従事者が患者に十分な情報提供や説明を行い、患者が納得・同意して自分の治療を選択することをいう。
3→
アドボカシーとは、患者にとって重要なことを積極的に支援し、自己決定を支え代弁するなど、その人の権利を擁護することである。看護者は、その人の権利を擁護するためにアドボカシケーターとしての役割がある。
4→
ノーマライゼーションとは、障害の有無に関わらず誰もが当たり前の人間として平等に社会参加し、地域でともに生活することを目指す考え方である。
5→ノン
コンプライアンスとは、医師の指示に患者が従わないことをいう。