白血球は、身体に侵入した細菌や異物を取りこみ、消化、分解したり、免疫に関与している。白血球は大きく分けて5つの種類(好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球)があり、白血球の増加は、感染症や白血病などで見られる。白血球の減少は、貧血や膠原病などの疾患も疑われるが、抗癌剤の使用などにより起きることもある。
基準値
一般的に「/μl」(マイクロリットル)という単位を使用し、基準範囲を3,100~8,400、3000/㎕以下で「低い」とし、8,500~9,900で「高い」、10,000以上で「異常」としています。
なお、白血球減少症は、白血球数が3000/㎕以下になった状態で、免疫が一気に弱まる。