1→
甲状腺機能検査では、
採血することにより
甲状腺ホルモン(T3・
T4)や
甲状腺刺激ホルモン(
TSH)の量を調べる。
甲状腺ホルモンは
ヨードをもとに生成されており、摂取した
ヨードは
甲状腺に集まる特性を持つため、検査前に
ヨード類を摂取すると検査数値に変動をきたしてしまう。
ヨードは海藻などに多く含まれており、特に昆布は含有率が高く、海苔やわかめの10倍以上の
ヨードを含有するとされている。
甲状腺機能検査の際に放射性
ヨードを使用する際は、
ヨードを1週間以上は制限しなければならない。
2→
甲状腺機能検査の際に蛋白制限は必要ない。
腎不全など腎機能が低下する疾患では、機能低下抑制のため蛋白制限食になる。
3→
甲状腺機能検査の際に脂肪制限は不要である。
脂質は
膵臓を刺激するため、膵炎などの疾患では脂肪制限食が適応される。