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第99回看護師国家試験 午後103
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第99回看護師国家試験 午後103
第99回国家試験 午後103
次の文を読み〔午後問題103〕、〔午後問題104〕、〔午後問題105〕の問いに答えよ。
88歳の男性。
慢性閉塞性肺疾患
〈
COPD
〉を長年患っている。他に慢性疾患の既往はなく
日常生活動作
はほぼ自立している。1週前から息苦しさが増強し、昨日から38.0℃の発熱があって受診した。
経皮的動脈血酸素飽和度
〈
SpO2
〉82%。
動脈血ガス分析
(room air):
PaO2
45Torr、PaCO2 50Torr。
胸部エックス線
撮影の結果、右肺上葉に陰影を認め
肺炎
と診断された。
〔午後問題103〕
このときの所見でみられる可能性が高いのはどれか。
胸部の打診での過共鳴音
吸気と呼気との長さの比がほぼ2:1
右胸の下肺野付近の皮膚に皮下気腫
胸郭の前後径と左右径との比がほぼ1:2
解答する
正解!
不正解
答え
1
1→過共鳴音(鼓音)は、
COPD
で聴取される可能性が高く、空洞、嚢胞、
気胸
、
肺気腫
など考えられる。
2→
COPD
では呼気時間の延長が見られることが多い。
3→
皮下気腫
がみられるのは、開胸手術後や肋骨骨折などの際である。
4→
COPD
では、ビール樽状
胸郭
と呼ばれる、前後径と左右径が等しい状態となっている可能性がある。
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