気胸(ききょう)

肺に穴が開くことで空気が漏れ、胸腔内に空気が貯まる疾患で、肺が虚脱した状態と定義されています。

傾向と対策

気胸の①原因②好発部位③治療方法をおさえておこう!

よくわかる解説

気胸の多くは自然発生的に起こる自然気胸であるが、肋骨の骨折や誤って肺を穿刺してしまったために起こる外傷性気胸もある。
自然気胸は、背が高くやせ形の若い男性に多い。自然気胸の原因である嚢胞(ブラ、ブレブ)の好発部位は、肺の中でも引き伸ばされやすい肺尖部から上葉にかけての上部である。
軽度の気胸は安静で軽快するが、中等度以上の気胸では、胸腔の持続吸引(胸腔ドレナージ術)や胸腔鏡による嚢胞の切除術が行われる。

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