1→
ネフローゼ症候群では血尿は観察されない。
血尿が見られるのは
糸球体腎炎や
膀胱癌などである。
2→
ネフローゼ症候群では、低タンパク血症による全身の
浮腫をきたすため、体重は増加する。
3→
ネフローゼ症候群では高度のタンパク尿が観察されるため、低タンパク血症や低
アルブミン血症がみられる。
ネフローゼ症候群の診断基準は、
尿蛋白、
高脂血症(
脂質異常症)、低タンパク症、
浮腫の4つである。
4→
ネフローゼ症候群では、低タンパク血症に伴い
肝臓での
タンパク質合成が活発になるため、高
コレステロール血症が観察される。