尿蛋白(にょうたんぱく)
尿蛋白(蛋白尿)は、尿中に含まれる蛋白質のことで、糸球体や尿細管などの異常を知るシグナルの一つ
傾向と対策
①腎・尿路疾患や②妊娠合併症に関する設問で、尿蛋白(蛋白尿)について問われやすい。③その他代表的な疾患も併せて整理しておこう!
よくわかる解説
蛋白尿、尿蛋白
蛋白尿=症状、尿蛋白=検査値のイメージで解説させていただきます。
蛋白尿=尿に蛋白が出ている状態。
尿蛋白=尿中に含まれてる蛋白そのもの。
※検査値として使われる場合は「尿蛋白」という言葉を使います。
腎・尿路疾患
激しい運動や発熱、起立時などにより、一時的に尿蛋白が増加することを生理的蛋白尿といい、治療の対象とはならない。このように尿には、正常時でも微量の蛋白質が含まれているが、一定量以上の蛋白質が含まれると、尿蛋白陽性(2+以上)となり腎臓や尿路の疾患の可能性を疑う。
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