1→
尿素窒素は
タンパク質が利用された後に血中に出現する老廃物である。
通常は腎臓で濾過されることで尿中へ排泄されるが、腎機能が低下している人の場合は、濾過しきれなくなり血液中で高値となる。
2→
ケトン体は
肝臓で生産される酸性の物質で、脂肪分解の代謝過程で生じ、筋肉や脳のエネルギー源として使用される。
脂肪分解が過剰になると血中の
ケトン体が増加し、[w]ケトアシドーシス[/w]を引き起こす。
3→
アルブミンは
血漿タンパクの約60%を占め、最も数が多い。
血液量や体内の
水分量を調整する働きをしており、脂肪の分解によって血中に増加することはない。
4→アンモニアは
アミノ酸が代謝されることで生産される老廃物であり、その代謝は
肝臓で行われる。
肝臓では[w]尿素[/w]へと変換され、腎臓から排泄される。脂肪分解との関連はない。