1→右下肢の力が入らないという半身麻痺と、ろれつが回らないという言語障害を認めているため、
脳梗塞や
脳出血などの脳血管障害を疑う所見である。
ただちに
頭部CTや
MRIを撮影するなど、検査と治療の緊急度が最も高く、予後に大きく関わると考えられる。
2→大切にしていたペットを失うことにより意気消沈している状態である。
食欲不振や
睡眠障害はペットロス症候群に見られる症状であるが、患者の気持ちを受け止め、共感することで
休息と心の整理を促す。
緊急度は高くない。
3→日焼けは日光
皮膚炎とも呼ばれ、紫外線による皮膚の
炎症である。
皮膚が赤くなりヒリヒリとした熱感を感じるなど、
炎症を起こしているため、患部の冷却などの対応が必要になる。
通常は自然に軽快するが、重症の場合は
入院が必要になることもある。
緊急度は高くない。
4→市販の風邪薬には、発熱や咳、鼻水などの複数の症状に対応する成分が数種類配合されていること多い。
それぞれの成分量はそれほど多くはないため、通常の2倍程度の内服量であれば経過観察のみで問題はないと考えられる。
副作用の観察を行い、具合が悪くなった際にはただちに連絡を入れてもらうようにする。
緊急度は高くない。