次の文を読み〔午後問題106〕、〔午後問題107〕、〔午後問題108〕の問いに答えよ。
Aさん(85歳、男性)は、妻と2人で暮らしていたが、自宅で意識を消失して緊急
入院した。検査の結果、右中
大脳動脈領域の
脳梗塞と診断された。意識は回復したが左
片麻痺があり、発症後3日からベッド上での
関節可動域訓練(
ROM訓練)が開始された。
〔午後問題106〕
発症後8日。Aさんは「ご飯が食べたい」と話した。左口角から流涎があるが、唾液は飲み込めている。日中、うとうとしていることもある。Aさんへの
嚥下機能の間接訓練で適切なのはどれか。
2→疲労時には傾眠傾向になったりして、
嚥下がスムーズに行えない可能性がある。
3→疲労時には傾眠傾向になったりして、
嚥下がスムーズに行えない可能性がある。疲労状態の確認は必要である。
4→覚醒が悪いと
誤嚥のリスクが高まる。
しかし、訓練を中止するのではなく、声掛けを行ったり時間を調整したりしながら、しっかり覚醒した状態で訓練を行う。