1→高度の
浮腫と
蛋白尿がみられていることから、急性期であると判断できる。
急性腎不全や
心不全、
高血圧脳症などの三大合併症へ移行しなようにするためにも、水分摂取は控えるべきである。
また、水分以外にも塩分・
蛋白質も制限が必要である。
2→高度の
浮腫があるため、腎臓への負荷を軽減する目的で、塩分制限をする必要がある。
3→
ネフローゼ症候群の治療の基本方針は安静である。
ステロイド大量療法中であり易感染性が予測されるため、散歩は適切ではない。
また、腎血流量を回復させるためにも安静が必要である。