消毒(しょうどく)

消毒とは、有害な物質を無害化または除去することをさし、煮沸や手洗いなどの他に消毒剤を使う方法がある。

傾向と対策

綿球とセッシを用いた①創部の消毒の手順について、しっかり復習しておこう!
それぞれのウイルスや細菌、また使用する用途別において②有効な消毒薬についても確認しておこう!
また、消毒薬の③希釈液の生成に関する計算式を求める問題も出題されているので、練習問題をいくつかこなしておこう!

よくわかる解説

消毒とは、細菌を対象微生物とし、数を減らすために用いられる処置法で、感染症を惹起しえない水準にまで病原微生物を殺滅または減少させることであり、必ずしも微生物をすべて殺滅するものではない。
消毒剤にはヨウ素類、アルコール類、フェノール類、塩素化合物類、過酸化物など多種存在する。

代表的なものを例に挙げると、ポビドンヨードは手指や皮膚の消毒、手術部位の皮膚消毒に使用する。

消毒エタノールは、手指消毒や明らかな汚染が無い物品の消毒に用いられる。血液汚染には適さない。応用範囲は広く結核菌をはじめ、ウイルス細菌に対して効果がある。

次亜塩素酸ナトリウムは、ノロウイルスの感染拡大予防時になどで用いられ、食器、リネン類、ウイルス汚染血液、吐物の消毒などに用いられる。

クロルヘキシジングルコン酸塩は、主に創部の消毒などに用いられる。MRSAなどの細菌、カンジタなどの真菌ヘルペスウイルスなどのウイルスに有効で、医療機関でよく使用されている。

アクリノールは、傷口の化膿を防ぐための消毒液である。注意点として、消毒液は細菌を死滅させるが、創傷治癒に必要な細胞までも死滅させてしまうため、治癒が遅延することになる。

なお、感染を伴わない創傷には、消毒は不要で洗浄の方が重要で生理食塩水または水道水を用いて洗浄することが推奨されている。

殺菌(殺す)⇆除菌(殺さない)
殺菌の種類→滅菌(完全に殺す)、消毒(ある程度殺す)

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