傾向と対策
エタノールの①効果・対象物について、エタノールを使用する②治療法についておさらいしておこう!
よくわかる解説
効果と対象物
エタノール消毒は結核菌や一般細菌に広く有効で、手指消毒など明らかな汚染が無い場合に用いられる。
血液汚染には適さず、褥瘡など創部にも用いない。
また、グリセリン浣腸液の混和剤としてエタノールや水が使用されていることもある。
その他
・肝癌の治療法で、無水エタノールを癌細胞内に注入する経皮エタノール注入療法というものもある。
・ノロウイルスは様々な消毒剤に対して高い抵抗性を持ち、エタノールも効果がなく、消毒には次亜塩素酸ナトリウムを使用する。