傾向と対策
スパイロメトリーによって診断できる疾患をおさえておこう!
よくわかる解説
スパイロメトリーは、
肺活量と
1秒率を測定する。
スパイロメトリーにより、主に次の3つの呼吸障害を診断できる。
・拘束性
換気障害:肺の弾力性、肺容量の低下、呼吸筋の障害等で起こる。
主な疾患には
肺線維症、
間質性肺炎、
肺水腫など。
・
閉塞性換気障害:
気道の狭窄、閉塞によって一秒率が低下する。
主な疾患に慢性
気管支炎、
気管支喘息、
慢性閉塞性肺疾患(
COPD)など。
・混合性
換気障害:閉塞性と拘束性の両方を併せ持つ状態である。