肺水腫(はいすいしゅ)

肺水腫は、肺胞内に血液の液体成分が貯留し、肺での酸素と二酸化炭素のガス交換が障害される状態である。

傾向と対策

肺水腫を引き起こす①原因、肺水腫の②臨床所見について、おさらいしておこう!

よくわかる解説

肺水腫

肺水腫左心不全による肺静脈うっ血によって生じやすい疾患で、重症化すると呼吸不全、低酸素状態に陥る。


原因

肺にある毛細血管の血液成分が肺胞内へ滲み出し、肺胞内の水分量が増加した状態で、酸素と二酸化炭素のガス交換がができずに呼吸状態が悪化する。


所見

断続性副雑音気道からの泡沫状の分泌物、胸部エックス線写真での両肺全体に透過性の低下などがある。

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