肺水腫は、肺胞内に血液の液体成分が貯留し、肺での酸素と二酸化炭素のガス交換が障害される状態である。
傾向と対策
よくわかる解説
肺水腫は左心不全による肺静脈のうっ血によって生じやすい疾患で、重症化すると呼吸不全、低酸素状態に陥る。
肺にある毛細血管の血液成分が肺胞内へ滲み出し、肺胞内の水分量が増加した状態で、酸素と二酸化炭素のガス交換がができずに呼吸状態が悪化する。
断続性副雑音、気道からの泡沫状の分泌物、胸部エックス線写真での両肺全体に透過性の低下などがある。
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