カルシウム拮抗薬(かるしうむきっこうやく)

カルシウム拮抗薬とは、降圧剤の一つ。心疾患や脳血管疾患など、幅広く臨床で使用されている。

傾向と対策

カルシウム拮抗薬の①作用機序と、②服用上の注意は必ずおさえておこう!

よくわかる解説

作用機序

カルシウム拮抗薬とは、降圧剤の一つ。筋肉の細胞内のカルシウムの移動を阻害することで筋細胞の収縮を阻害し、血管拡張ないし降圧効果を発揮する。心疾患脳血管疾患など、幅広く臨床でも使用されている。
なお、カルシウム拮抗薬は、カルシウムイオンが細胞へ流入するのを抑制する作用があるが、体全体のカルシウム量には影響がないため、骨粗鬆症の要因とはならない。


服用上の注意

カルシウム拮抗薬グレープフルーツと一緒に服薬することで、体内の血中濃度を高め、これにより過度な血圧低下が起こるため禁忌である。


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