傾向と対策
風疹の①感染経路、②特徴的な症状に加え③先天性風疹症候群の症状について把握しておこう。
よくわかる解説
風疹は予防接種の対象疾患となっており、風疹ウイルスにより感染する。三日ばしかとも呼ばれる。
感染経路には飛沫感染、接触感染が挙げられる。
飛沫感染:唾液を含むウイルスが飛沫する。
飛沫核感染(空気感染):唾液が乾燥し蒸発して、核のみの状態で飛沫する。
特徴的な症状
症状は、発熱・リンパ節腫脹と共に米粒大で淡紅色の丘疹が全身に出現する。
母親が妊娠初期に感染すると経胎盤感染することにより、先天性風疹症候群を引き起こすとされている。生まれた児には先天性心疾患、難聴、白内障などの疾患が生じることがあり、この3つは先天性風疹症候群の三大徴候と呼ばれる。
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