先天性心疾患(せんてんせいしんしっかん)

先天性心疾患は先天異常の一種であり、生まれつき心臓の機能や形態に異常を有するものをさす。

傾向と対策

先天性心疾患の原因となる疾患を知っておこう。

よくわかる解説

先天性心疾患は、胎生期に発生する心臓の臓器異常であり、染色体や遺伝子の異常によるもの、原因不明のもの、風疹やトキソプラズマなど妊娠中の罹患により発症するものなどがある。
妊娠初期の風疹の感染により、先天性風疹症候群をきたしやすく、白内障難聴先天性心疾患などが生じる事で、この3つの疾患は先天性風疹症候群の3大症状といわれている。

妊娠中の罹患により発症するものとしては、他には、肉の生食や汚染された便などから感染するトキソプラズマ症などが有名で、流産や死産の原因になる可能性があり、胎児の視力や中枢神経系に障害を引き起こす可能性もある。

アプリなら単語から問題を引けるからめちゃ便利