鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)

鉄欠乏性貧血は体内で鉄が減少し、ヘモグロビンの合成が抑制されるために起こる貧血である。

傾向と対策

鉄欠乏性貧血の①診断基準②特徴的な臨床症状をおさえておこう!

よくわかる解説

鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血は、鉄分の不足により生じ、ヘモグロビン(Hb)値の低下、血清フェリチンの減少が観察される。原因は、鉄分の摂取不足や出血、消化管出血、月経、子宮筋腫、妊娠などがある。


診断基準

様々な検査法があり,正常値の範囲は採用する検査法によって異なる。
1)
ヘモグロビン値で、12g/dl未満で貧血と判定します。
2)
血清鉄(Fe)の正常値の基準値は、男性60~210μg/dL、女性50~170μg/dLです。
3)
血清フェリチン値は全身の総貯蔵鉄量と相関する。正常範囲は30~300ng/mLで,平均値は男性で88ng/mL,女性で49ng/mLである。12ng/mL未満で低値となり、鉄欠乏症となる。
4)
その他として、MCV(赤血球の大きさ)や、UIBC(鉄を運ぶ血液中のタンパク)の増加がある。


特徴的な臨床症状

症状として、倦怠感、めまい、動悸や息切れ、顔面蒼白などが生じる。
匙状爪も特徴的な所見である。爪が薄くなり、中央が凹んで反り返り、スプーンのような形状になる。

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