次の文を読み94〜96の問いに答えよ。
Aさん(50歳、男性、会社員)は妻と高校生の息子との3人暮らし。仕事を生きがいに働き続けていた。
慢性腎不全のため
透析治療が必要になったが、本人の希望で連続携行式腹膜灌流法(CAPD)を導入することになり
入院した。Aさんはこれからの生活がどのようになるのかを看護師に質問した。
問題96
Aさんは主治医からCAPDの合併症に腹膜炎があると聞きました。腹膜炎に早く気付くにはどうすればよいですか」と看護師に質問した。
Aさんに指導する観察項目はどれか。2つ選べ。
1→腹膜炎は腹腔の中に
細菌が入って
炎症を起こす合併症。 お腹から取り出した
透析液(排液)がにごり、腹痛、発熱、
悪心、吐き気、下痢、便秘などの症状が出ることがある為、注意が必要です。
2→体重の増加や下肢のむくみは
透析、除水効率の非効率の指標である。
3→腹部の張りは
透析液を入れた時に感じることなので腹膜炎とは限らない。
4→体重の増加や下肢のむくみは
透析、除水効率の非効率の指標である。
5→「1」の解説を参照