1→
膠質浸透圧の上昇では
浮腫にはならない。
一般的には、
血漿アルブミンが減少するなどして
膠質浸透圧が低下すると、血管内に水分を貯留する作用が低下し、組織液が増加して
浮腫が発生する。
2→
悪性腫瘍や
リンパ節郭清などが原因で
リンパの還流不全が発生すると、
リンパ管への水分移動が低くなり、組織液が増加することで
浮腫が発生する。(
浮腫の原因)
3→毛細血管内圧は、低下ではなく上昇すると
血漿の間質への流出が増加し、
浮腫が発生する。
原因としては
心不全などがある。
4→毛細血管透過性は低下ではなく、亢進すると
血漿の間質への流出が増加して
浮腫が発生する。
原因としては
炎症などが考えられる。