1→
椎間板ヘルニアは、男女比は約2〜3:1、好発年齢は20〜40歳代であり、男性に多い。
2→
脊髄造影、CT、
MRIによって髄
核の脱出と神経根圧迫を認める。
3→好発部位は、第4~5腰椎、第5腰椎~第1仙椎、第3~4腰椎である。
4→
椎間板ヘルニアは、保存療法として安静、骨盤牽引が行われ、
薬物療法として非
ステロイド性抗
炎症薬(NSAIDs)が使用される。
急性期の強い疼痛には
硬膜外ブロックが用いられることがあり、腰痛に対してはコルセット装着や腰痛体操を指導する。
症状が持続したり、繰り返し再発する場合は手術療法が行われる。