脊髄造影(ミエログラフィー)
脊髄造影は、造影剤を脊髄クモ膜下腔に注入し撮影を行う、脊髄や脊柱管、椎間板などの検査である。
注意点
・造影剤の副作用によって嘔気・嘔吐が増強するため、検査前は食事制限が必要である。
・検査中や検査後に水平仰臥位となると頭蓋内に造影剤が流入し、副作用としてけいれん発作が生じる可能性がある為、検査後は頭部挙上で安静を保つことが必要である。
・検査後は、造影剤を排泄させるために飲水を促し排尿させる。
補足
腰椎穿刺を伴う検査のため、腰椎穿刺に対する知識も併せて確認しておこう。