1→手術当日に
清拭を行ってもよいが、下肢を大きく動かさない等の配慮が必要である。
2→ベッドのギャッジアップにより上体を起こすことは可能であるため、自力で食事摂取できる。
3→安静度や医師の指示により個人差がある場合も見られるが、筋力低下を予防し早期回復を目指すため、手術翌日から運動を開始する。
4→
大腿骨頸部骨折の
人工骨頭置換術後の合併症には、
脱臼や
腓骨神経麻痺などがある。予防するために、患肢は
外転中間位に保持する。
深い
屈曲や、
内転、内旋といった
禁忌肢位にならないよう注意が必要であり、十分に患者指導を行う。