Aさん(78歳、女性)は、
脳梗塞を発症し
入院治療した後、回復期リハビリテーション病棟に転棟した。担当の
理学療法士は、Aさんは早く自宅に帰りたいと熱心に歩行練習をしていると話していた。転棟後、1週を経過したころから、Aさんは疲労感を訴えて病室で臥床していることが多くなった。理学療法後の
血圧と
脈拍とに変動はみられない。
肝機能と腎機能とに異常はない。Aさん、看護師および担当の
理学療法士で検討する内容として最も適切なのはどれか。
1→運動強度が高い可能性があるため、まずは運動強度を軽減して本人の状態を見ていくことが適切である。
2→疲労感を訴えている中、さらに運動負荷を与えることは望ましくない。
3→自宅に帰りたいと意欲を見せている中で、リハビリを中止するのは本人の意欲低下につながってしまう。
4→疲労感を訴えている中、さらに運動負荷を与えることは望ましくない。