第107回看護師国家試験 午後16

1→インドメタシンは痛風発作に対する鎮痛作用を有しているため、発作が起こった場合はむしろ積極的に使用される薬剤である。

2→インドメタシンは、膀胱炎や前立腺炎の炎症による症状を鎮める効果を有しており、補助治療薬として使用されることがある。

3→インドメタシンなどの非ステロイド系炎症薬は鎮痛、解熱、抗炎症作用を有しており、副作用には胃粘膜防御能が低下することが原因の胃腸障害がある。
そのため、潰瘍がある患者への投与は禁忌とされている。

4→関節リウマチは自己免疫が行進することにより関節に炎症を生じる疾患であり、鎮痛を目的としてインドメタシンなどの非ステロイド系抗炎症薬が用いられる。