第103回看護師国家試験 午前30

1→アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬末梢血管の収縮を抑制する作用をもつ。降圧薬として使用されている。
左心室の収縮力を抑制する作用はない。

2→β遮断薬は交感神経の働きを抑制し、左心室の収縮力を抑制させる作用をもつ。心拍出量を減少させ、血圧を低下させる。

3→硝酸薬は冠静脈および末梢血管拡張作用を持ち、狭心症発作時に用いられるニトログリセリンなどが代表的である。
左心室の収縮力を抑制する作用はない。

4→利尿薬は尿量を増加させて循環血液量を減少させる効果がある。循環血液量が減少すると心臓にかかる負荷も減るため、心不全の治療にも用いられる。
左心室の収縮力を抑制する作用はない。