2→5期は最終段階で腎不全の状態であり、腎代替療法(人工
透析や腎移植)が必要になってくる時期である。
蛋白制限は3期からおこなうのが一般的である。状況によっては1~2期から開始される場合もある。
4→
慢性腎臓病の診断基準は、①
蛋白尿などの尿異常、画像診断、血液、病理で明らかな腎障害状態が3か月持続したもの、②
GFR(
糸球体濾過量)が60㎖/分/1.73㎡未満が3カ月以上持続したもの、となっている。
よって、
GFRで診断もされるが、絶対に必要な条件ではない。
5→
慢性腎臓病は
動脈硬化を引き起こし、病状の進行とともに心血管疾患のリスクも上がる。