傾向と対策
感覚性失語は、脳のどの部分の障害なのか、また感覚性失語がある患者とのコミュニケーション方法について、把握しておこう!
よくわかる解説
感覚性失語は、
大脳の聴覚野であるウェルニッケ野の損傷により生じる
失語症。ウェルニッケ野は、
側頭葉に位置している。
ウェルニッケ失語とも言う。
感覚性失語は、「言語を聞き取れなくなる、理解できなくなる」という状態。話す言葉や発語は流暢であるが言葉に間違いが多く、復唱や音読も障害される。そのため、患者とのコミュニケーションは短文を用いたり、身振り手振りや絵など言語情報以外の情報を用いると良い。
そのほか
感覚性失語と一緒に、ブローカ野の障害である運動性失語の特徴についても確認しておこう!