側頭葉は、大脳葉のひとつ。
大脳葉とは、前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉の4つを合わせていう。
役割
側頭葉は耳の周辺で、言語の理解、記憶や物事の判断、感情を制御、聴覚に関わっている。左側頭葉(たいていの人は左脳)には言語中枢(ウェルニッケ野)がある。
ウェルニッケ野が侵されると、なめらかに話せるものの、言い間違いが多く、聞いて理解することも困難な感覚性失語という症状が生じる。
なお、同じく言語中枢の領域として、左前頭葉にはブローカ野がある。ブローカ野が侵されると、話すことがうまくできず、ぎこちない話し方になってしまう、運動性失語と呼ばれる症状が生じる。
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