傾向と対策
訪問看護制度で①訪問に従事可能な職種、②認可を出す機関などを、過去の国家試験の出題と照らし合わせておさえておこう!
よくわかる解説
訪問に従事可能な職種
訪問看護サービスを提供できる職種は、保健師、助産師、看護師または准看護師、理学療養士、作業療法士、言語聴覚士である。
訪問看護を実施するためには、医療処置が必要ない場合でも主治医からの訪問看護指示書が必要である。
認可を出す機関
介護保険法に基づく訪問看護ステーションの開設には都道府県の指定が必要であり、「指定訪問看護の事業の人員及び運営に関する基準」において、看護師は常勤換算で2.5人以上配置することが定められている。看護師や准看護師、保健師、助産師のほか、リハビリテーションにあたる理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といった医療専門職が訪問看護ステーションに在籍して訪問看護ケアを行う。