傾向と対策
膵癌に対する膵臓摘出術後に起こりやすい身体症状の変化をまとめておこう!
よくわかる解説
膵癌は、初期は無症状の場合が多く、進行すると上腹部痛、体重減少などが生じる。
膵臓全摘術ではインスリンの分泌が低下するためインスリン注射は不可欠となり、血糖のコントロールは術後の合併症を予防するために重要である。
起こりやすい身体症状の変化
・外分泌機能が低下することにより、消化機能が低下しやすく、下痢が起こりやすくなる。
・脂肪を分解する酵素のリパーゼも減少するため、脂質の消化吸収機能が低下する為、脂質制限が必要になる。