脳性麻痺(のうせいまひ)

脳性麻痺は、脳の損傷による運動機能障害である。

傾向と対策

脳性麻痺の①症状をおさえ、どのような疾患か把握しておこう。また、脳性麻痺患者や家族を支える②社会資源についてどんなものがあるかも、おさえておこう。

よくわかる解説

脳性麻痺は、妊娠中から生後1カ月の間に、感染、低酸素、脳血管障害、黄疸等で胎児が脳の損傷を受け、それにより運動機能障害が生じる疾患である。原因が不明な場合も多く存在する。

脳性麻痺そのものは不可逆的な状態であるため完治するものではない。しかし、リハビリや療育を通して運動機能の発達を促し、運動や姿勢障害の改善等により脳の残存機能を生かし自立心や自尊心を高めることが必要である。

活用できる社会資源としては、訪問看護レスパイトを目的とする入院があげられる。

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